事業内容BUSINESS

京葉シーバースとは

航空写真

京葉臨海工業地帯に立地する、出光、極東(現ENEOS)、富士、丸善(現コスモ)の石油精製4社は、東京湾内の将来を考え、大局的見地から共同桟橋の建造に合意し、昭和42年2月京葉シーバース株式会社を設立、翌43年8月「京葉シーバース」を完工せしめました。

現在「シーバース」と称する桟橋は種々ありますが「京葉シーバース」は袖ケ浦沖合約8km、 水深20.5mの水域に直径0.6m~l. 5mの大小255本の鋼管杭を海底下30m~40mまで打込み、その頭部に諸設備を施工した、全長470m、幅54mのドルフィンタイプ(束杭式)の桟橋で、人工の島であります。
4製油所とは直径48インチの海底に埋設されたパイプラインで結ばれております。

「京葉シーバース」の特色は30万DWT級のタンカーを両側に同時に係留できること、また、1隻から4製油所への送油も可能であることであります。日常業務の遂行に当っては使命の重要性に鑑み、「安全第一」をモットーに、特に防災に関しては業界に先がけてバース全周を囲む浮沈式オイルフェンスを設置、オイルフェンス展張船「五葉丸」、「五和丸」、大型油回収船「清澄丸」を配備する等々4社共々可能な限りの努力を傾注しております。

業務実績

2018年度 国内原油輸入量 1億7,749万KLに対し、
京葉シーバース揚荷量は約19%を占めている。

2018年度 揚荷実績

  • 着桟隻数
    153隻
  • 揚荷量
    3,330万KL

2018年度までの通算揚荷実績

  • 通算着桟隻数
    6,571隻
  • 揚荷量
    15億7,322万KL

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